産後のセックス、感じなくなった、イケなくなったのはなぜ?

産後のセックス、感じなくなった、イケなくなったのはなぜ?

産後にセックスをしても感じなくなった

出産後、セックスをしても何も感じなくなりました。性欲はあるので、「したいな」と思うのですが、ひとりでしても、パートナーとしても何も感じないのです。このまま不感症になってしまうの?と思うとさみしいです。

ご質問、ありがとうございます。なかなかセックスの話って他人とはしないけれど、実は産後にセックスをしても感じなくなった、というお悩みって多いもの。

産後にセックスをしても感じなくなった、という理由は3つ考えられます。

  1. 産後のホルモンのバランス
  2. 子どもが起きてしまうのでは?母乳が出ちゃうのでは?という心理的なもの
  3. 自律神経のバランス

産後のセックスにまつわる悩みって奥が深くて、これ!というはっきりとした理由も挙げにくいのが本音。ここであげた3点のほかにも出産を機としたパートナーシップの変化も関係していることもありますしね。

しかし、今回のご質問者さまはパートナーとの関係は良好な印象を受けましたので、この記事では上記の3点に絞ってお伝えしていきます!

排卵が再開するまでは感じにくい

女性の性欲や、セックスでの身体的な性反応って排卵に大きく左右されています。性欲が高まるのも、セックスをして気持ちいいと感じるのも、濡れやすいのも排卵日前後。

理由はお分かりかと思いますが、排卵日前後にセックスをすることが妊娠につながりますので、ニンゲンという種を残そうとする動物としての本能なんですよね。だから、排卵日は体がセックスをしたくなる。

排卵日付近は、子宮や子宮に関連する臓器(膣や骨盤底筋)の血流がよくなる傾向にあります。血流が良くなれば、その部位の弾力性は増し、感度はあがります。だから排卵日付近のセックスはとても気持ちがいい。

血流がよくなると、その部分の伸展性や皮膚感覚はとても敏感になるという感覚は、普段の生活でも無意識に感じているもの。

たとえば、真冬の寒い時期に手袋もしないで外に出ていたら、手はかじかんで動きも悪くなるし、皮膚の感覚もなくなりますよね。逆にお風呂に入ってからだが温まると、いつもより体の動きが良くなるし、感覚も敏感になりますよね?それと同じことが子宮でも起きているのです。

排卵日付近は膣もふわふわで、骨盤底筋の伸びもよく、ぬれやすくて性感度も抜群で感じやすい状態。さらに膣粘液もさらさらとして粘度が低く、男性器や精子を受け入れやすい状態になっているのは、排卵で子宮周囲の血流が良くなっているから、なんですよね。

排卵がないということは子宮回りの血流が良くなる機会がない、ということなので、いつもよりも子宮周囲の感覚が鈍感になっていることが考えられるんですよね。

わたしの本業は整体師ですが、排卵日付近の下腹部(子宮のあるあたり)に触れるとほんのりとした温かさを感じますが、産後の生理再開前の女性のおなかに触れると「し~ん…」としています。それが産後の生理の再開が近づくとほんのりとした温かさが戻ってくるのを感じているので、おもしろいものです。骨盤や子宮にかかわる体の反応点の反応も悪いですしね…。

整体の話に脱線してしまいましたが(笑)このようなことから、産後に排卵が再開するまでは子宮まわりの状態から感じにくい体になっていると言えます。

ご質問者さまの産後の生理の再開の有無はわかりませんが、もしまだ排卵、生理が再開していないなら、焦らずに生理の再開を待ってみてくださいね。

余談ですが、産後の生理の再開は平均で8カ月から1年半ほど。産後の生理の再開には夜間授乳が関係しています。夜間授乳がなくなる、または回数が減ってくると産後の生理が再開時期は近いです。

子どもが起きるのでは?母乳が出るのでは?と気になる

産後のセックスは子どもがいる中で行われますよね。一度寝たら朝まで起きない年齢の子どもならともかく、乳幼児期は授乳もあるし、夜泣きもあるし…。それらがなくても、少しの物音で起きてしまったら?と思うととても気になってセックスどころではありません。

まだ授乳しているのなら、胸を刺激されると母乳が出ちゃうかも…!?なんて気になって、とてもじゃないけどセックスに集中できないですよねえ…。

セックスにおける性反応って没頭することが大切。性反応ってなかなか繊細にできていて、ちょっと他に気になることがあると、濡れにくい、感じにくいといった状態になってしまいます。

動物の本能的に、交尾って外敵に襲われやすい無防備な時間。外敵の気配を感じる状態ではオス、メスともに性反応は起こらず交尾には至りません。産後の場合、子どもが「外敵」と同じ状態になっているんですよね。

子どもが成長するまでのある一時期は仕方ないのかな(子どもが成長すれば時間が解決してくれるかもしれない)とも思うのですが、打開策を出すとしたら寝室以外の場所でセックスすること。

居間や普段は使っていない客間など、子どもから物理的に離れた状態でセックスすることをおすすめします。子どもが自分の目に触れないだけでも、だいぶ気持ちはリラックスするものです。子どもから離れれば、多少の物音をたてても安心ですしね。

母親なら、子どもの睡眠リズムは良くわかっていると思うので「この時間帯は絶対に起きない!」という時間を狙ってするのも良いですよね。

お子さんが保育園や幼稚園に行く年齢ならば、たまにお休みを合わせてラブホに行くのもおすすめです~♡ラブホなら、何も気にせずセックスに没頭できますしね♪

自律神経のバランスが崩れると、性反応が起こりにくい

性反応には自律神経が関係しています。主に性的興奮は自律神経のうち、交感神経の働きが関係しています。産後は自律神経のバランスが乱れやすいのです。産後にイライラしたり疲れやすいのも自律神経のバランスの乱れが原因。

自律神経とは

自律神経とは、体の生命維持に欠かせないものです。起きる、寝る、息を吸う、食べ物を消化し排泄する、心臓が拍動する、血液が流れる、それらのすべてが自律神経の働きによって行われています。

自律神経には主にからだを活動、興奮させ、血圧上昇、心拍数、呼吸数の増加させる「交感神経」とからだをリラックス、休息させ交感神経の逆の作用を持つ「副交感神経」の2種類があります。

車の運転で例えるなら、交感神経やアクセル、副交感神経はブレーキ。この2つの神経はシーソーのようにお互いに拮抗しながらバランスを保って働いています。

産後はなぜ自律神経のバランスが乱れやすいのか

自律神経は、日がのぼったら起きて、日がしずんだら寝るという太陽の動きによって活動、休息することでバランスが保たれます。しかし産後は授乳があるので、朝夜の区別なく活動しているような状態。なので自律神経のバランスが乱れやすくなっているのです。

自律神経は目の使いすぎも天敵!今の時代、何の仕事をしていてもPCやスマホや必須。なので、現代人は常に自律神経のバランスが崩れた状態で生活しているといっても過言ではない状態。とりわけ交感神経が優位な状態で、いつもアクセル全開!という状態で生活している人がとても多いのです。

そのうえ産後は生活のリズムが変わってしまいます。ですのでさらに自律神経のバランスが乱れてしまうのです。

また、自律神経には呼吸も関係しているのですが、産後特有の姿勢によって、産後は呼吸が浅くなりがち。これも産後の自律神経バランスが乱れてしまう原因の1つになっています。

夜間の授乳が終わったからといって、乱れていた自律神経は自然に元に戻るわけではないのです。乱れてしまった自律神経を正常化するためには、そうするためのケアが必要になっています。

性反応と自律神経

女性の性反応には「興奮期」「上昇期」「オルガズム期」の3つに分けて考えられています。…今回はこれらの詳しい説明は省きますが(笑)この3つの性反応はすべて交感神経が関わっています。で、この性反応って、はずみをつけて交感神経がより高まれば高まるほど、性感度は上がります♪

ちょっとわかりにくいので車の運転にたとえてみると、加速度が高いほど、性感度があがるんです。普段30キロで走っていて、それが150キロになると性感度がかなり高まり、セックスで感じやすいからだになります。

しかし、普段から100キロで走っていて、それが150キロに加速しても、ある程度は感度は高まりますが30キロから150キロに加速したときのようには感度は上がりません。通常走行時と加速時の速度の差があればあるほど、感度は上がるということですね。

先ほど現代人は交感神経が優位な状態で、常にアクセルをふかして生活しているような状態であって、さらに産後は、自律神経のバランスが乱れる、とお伝えしました。

つまりですね。産後のセックスで感じないのは、産後の生活は常に速度100キロで走っているから、それが150キロになったところで性感度はあまり高くならないからなんです。産後のセックスで感度を上げるには、普段の走行速度を低くすることが大切。っつまりブレーキをかける副交感神経を生かすことが大切なんです。

ここまで読んで、意味がわからないなと感じた方は、とにかく産後は自律神経のバランスが乱れているから感じないんだ、とだけ覚えてください(笑)

自律神経のバランスを整えて性感度を上げる方法

産後の性感度を上げるためには、副交感神経を生かすことが大切、と先ほどお伝えしました。この項目では性感度を上げる副交感神経の整え方についてご説明します♪

セックスの前にお風呂でリラックス

お風呂はいいですね~♪リラックスして副交感神経が優位になります。時間が許すなら、パートナーと二人でお風呂に入ってからセックスはどうでしょう??お風呂からセックスが始まるのもなかなか良いものですよねっ!せっかくだから、お気に入りの入浴剤を準備しても良いかも~!

お風呂に入ると、からだ全体の血行も良くなるので、子宮・骨盤底筋・膣の血流も良くなって、ますます感度があがりますよっ!

愛撫は時間をかけて、ペアマッサージもおすすめ♡

マッサージは副交感神経を優位にします。ふたりで裸になってオイルマッサージもおすすめ!気持ち良くリラックスできるので感度はばっちりあがります!

愛撫にしっかり時間をかけることも大切。だけれど激しいだけの愛撫では副交感神経は優位にはならないので、じっくりと焦らすようなこってりとした愛撫がおすすめです。前回のスローセックスの記事も参考にどうぞ!

産後に感じなくなった!という人にもスローセックス、おすすめしたいなっ♪

セックスがイヤという人に超絶おすすめしたいスローセックスとは

深呼吸を心がける

自律神経は、自分ではコントロールすることが難しいものです。自律神経を完全にコントロールできるなら、ここぞ!という場面で緊張する人はいなくなるわけで。

ただ、唯一コントロールできる自律神経が呼吸なんです。呼吸が浅く早ければ交感神経が優位に、呼吸が深くゆっくりであれば副交感神経が優位になります。なので普段の生活でも深い呼吸を心がけて。毎日寝る前に10回ぐらい、腹式呼吸で深呼吸を繰り返してみて。手足がポッカポカになって、眠りが深くなることが実感できますよ~。

愛撫のときに、二人で密着して抱き合った状態で、ゆっくり深呼吸を繰り返すこともおすすめ。二人のからだがじんわりと温かくなるのを感じて、副交感神経が優位になって性感度があがります。何より、セックスの体のつながりだけではなくて、肌の密着で心がつながっていくのが感じられるのも、女性にはうれしいもの♡

産後のセックスで感度を上げるには

産後のセックスで感じない!という原因には、ホルモンのバランス・心理的な要因・自律神経のバランスの3つがあるとお伝えしてきました。

産後1年ぐらいの方でしたら、特にホルモンバランス、心理的な要因によるものが大きく関わっています。生理が再開して、お子さんも成長すれば、自然とセックスの感度は戻ってきます。

しかし、産後の生理がすでに再開もしていて、お子さんの授乳も終わって夜もまとまって寝る年齢になっても、それでも出産後からセックスで感じないという人は自律神経のバランスが関係していると考えられます。ここでお伝えした自律神経バランスを整えるセルフケアで、セックスライフを楽しんでくださいねっ!

 

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